TBS系『砂の塔~知りすぎた隣人~』
毎週欠かさず観ています。
最終回に向けて、
「犯人はいったい誰やねん!?」
と思いながら観ていた矢先、
1月から始まるドラマの宣伝がまさかの
『下克上受験』
おったまげました。
い、今更ですが…。
しかも、
カラフルなスカジャン着てるし、コメディー色強そう(;´∀`)
『下克上受験』は発売当初書店で見かけ、
「両親は中卒
それでも娘は最難関中学を目指した!」
という表紙に興味をひかれ購入。
そのあとミヤネ屋でも特集が組まれ、
『下克上受験』ブームくるか!?
と思っていましたが特にブームは来ませんでした(;´∀`)
発売されたのが2014年の夏と思えば、
2017年のドラマ化は満を持しての登場でしょうか?
その後、書店には馬渕塾とコラボテキストが並びましたがイマイチブームになっていない印象。
理由は明白、
ほかの親には真似出来ないから
とにもかくにも、
この父親は凄すぎる。
東大医学部に息子3人を入れた佐藤ママにも共通しますが、
ほんと父と娘の二人三脚です。
佐藤ママは塾のお世話になっていますが、
『下克上受験』は親塾で乗り切っています。
こんなにこどもと一緒に頑張れる親はいない←断言
塾も行かずに中学受験の勉強を親も一から勉強して、
算国理社みてあげるなんて神ってます。
そして、
世間一般の親の常識を覆してます。
親の学歴=こどもの学歴
これはほぼ二アリーイコールな印象があります。
しかし、『下克上受験』では生粋の中卒の家庭のこどもが難関中学を目指すお話です。
世間一般の親はよくもわるくも無謀なチャレンジをしません。
しかし、
この本では無謀なチャレンジに父娘と臨み、
第一希望の学校には残念ながらご縁はありませんでしたが、
現在はある有名私立に通っているということなのですごすぎです。
本書では、
使ったテキスト・電話相談した塾も実名で紹介←ほんと丁寧に電話対応していてよかったね馬渕さん
そして、
親塾=最高!!ではなく、
きちっとエピローグでは中3あたりからは塾に行かせようかなと考えていると書き、
決して親塾でなにがなんでも乗り切れ!!ではないところに共感が持てます。
いいことも悪いことも書かれている本書ですが、
「ふむふむ。」と言えても、じゃあうちも!!
という気には到底なれません(;´∀`)
しかし、
親子二人三脚・勉強は毎日の積み重ね
続けることの大切さと親のサポート力の大切さが痛いほど伝わる本です。
お金だけかけられてお金をドブに捨てたわたしと主人だからこそ言い切りますが、
こどもにはお金だけかけていたら大丈夫!!
塾に行ってれば大丈夫!!
と思っている保護者に親子二人三脚・親のサポート力の大切さが伝わればと思います。