小学1年生からピアノを習っている、小学5年生のバンビちゃんが、
ピアノのレッスンで使用しているテキストは、
◦ぴあのどりーむ ハノン 65の練習曲バイエル
◦中後半エチュードツェルニー30番の間のエチュード
オムニバス・エチュード1~15人の作曲家による~
◦ブルグミュラー
◦バスティン ピアノ名曲集 第1巻
バンビちゃんは、ブルグミュラーを1曲目から飛ばすことなく、
順々に弾いています。
幼稚園から高校3年生までピアノを習いながら、
まったく家で練習をせずに、
週1回のレッスンの30分中25分しゃべっていた不真面目な母は、
1曲目から順々に弾いているバンビちゃんを見て、
もしやわたしのときは先生が、
「これなら弾けるんちゃう??」
先生が選りすぐってくれた曲の中から、弾いてた!?
もしそうだとすれば、
今更ながら恥ずかしぃ~(;´∀`)
バンビちゃんは、バスティン ピアノ名曲集 第1巻に収録されている、
ベートーヴェンのト長調のソナチネに、悪戦苦闘中です。
レベルは、そんなに難しい曲ではありませんが、
ガサツなバンビちゃんにはこの曲の、
しっとりした、お上品な雰囲気が表現できません。
電子ピアノはバンビちゃんの部屋においてあるのでリビングで聴きながら、
ズッコケていましましたが、
あまりに聞き耐えがたく、バンビちゃんの部屋に鬼母登場。
「こんな感じで、踊る曲やで!!」
元宝塚歌劇ファンの母の気分は、
舞踏会で皇太子に出会った令嬢♪
バンビちゃんの近くで一人舞踏会!!
クルクルクル~と優雅に踊ります。
「こんな感じ。」
って、どんな感じやねん( ゚Д゚)!?
バンビちゃんは大爆笑。
そして、「弾くから、横で踊って♪」
わたしは踊りながら、楽譜を横目で見て、
「ラァ~ラララララ~♪」
楽譜の指示通りに声に強弱をつけ、ピアノを弾くバンビちゃんの横で歌い踊ります。
わたしの歌と踊りのおかげが、短時間で目覚ましく上達したピアノに感動です。
感動したのもつかの間、第一楽章はともかく第二楽章が、
ひどいのなんのって、母は踊るのをやめて声楽にいそしみます。
「ヘタァ~ヘタァ~♪」
ボロボロのメロディーに合わせて、母は絶好調。
バンビちゃんも「ヘタ」と面と向かって言われているのに、
大爆笑です。
母の声楽むなしく、最初から最後まで第二楽章は、
ヘタでした。
はやく、第二楽章も第一楽章同様に上達してもらっって、
バンビちゃんの弾くピアノの横で歌い踊りたいです。