経験上、ツーリングやウォーキングは、帰りは楽なことが多く、かかる時間も短く感じます。
しかし、2時間30分のツーリングは、未経験です。
最初は、元気に家に向かって出発しました。
先頭は、主人←バンビちゃん←たこ焼きボーイ←わたしの順に、自転車で走ります。
途中、バンビちゃんとたこ焼きボーイのどちらが、2番手を走るかで、大揉めして、
大チェイスが繰り広げられ、後方のわたしが、
「あぶないから、やめなさい!!」
と、カミナリが落とす一幕がありました。
しかし、そんな元気も家に近づくにつれて、
全員一列で、無言
みんな、家に向かって必死に自転車をこぎます。
主人が帰りは横着をして、行きとはちがい、交通量の多い道を選んだことで、
こちらは、神経をつかいました。
こいでこいでやっとこさ、家の近所についたとい、
涙が出そうになりま(´;ω;`)ウッ…
プチやりとげた感です。
登山で、汗まみれで、頂上に登りきったとき、
コンサートあとの歌手って、こんな気分なんやろやぁ
と、思いましたが、
ツーリングは、ほんと、
国境を越えるって、こんな気分なんやろなぁ
家に無事に着いたら、無限の体力のバンビちゃんが、リビングに倒れこみました。
フツーのママチャリの主人は、
「家に途中帰れないかもとおもった。」
と弱音を吐き、たこ焼きボーイは、なせが超元気でした。、
わたしは、力をふりしぼって台所に立ち、夕飯のお米をたき、スーパーに行きました。
夕飯は、疲労回復の意味も込めて、ぶた肉たっぷりのお鍋にしました。
鍋の味は、いつもは、昆布はとんこつなのに、その日は、塩分を欲していたのか、
ちゃんこ味をチョイス。
出来上がたったお鍋のぶた肉を食べた瞬間、
身体に豚肉がしみました
こんな経験はじめてでした。
時間に追われず、日々の喧騒から逃れられる、登山とツーリングは、贅沢に時間を使えます。
わたしの体内時計は正確ですが、その日は、1時間くらい経った?と思ったら、
2時間くらいたっていました。
充実感と達成感、そして、アドレナリンで、
「明日も、ツーリング行く?」
と家族に声をかけると全力で拒否されました。