小学４年生のバンビちゃんが、
１８さいまでの子どもがかける電話 チャイルドライン
の名刺をおもむろに筆箱から取り出し、
「ここに電話をかけたい！！」
と言い出しました。
小学校から名刺をもらったそうで、
お友だち同士で
ここに電話をかけてみよう！！
という話になったそうです。
名刺の裏には、
困っているとき、悩んでいるとき、嬉しいとき、
なんとなく誰かと話したいとき、かけてみてください。
と書かれています。
「何か困っていることがあるの？」
「ない。」
「家族はだれも話を聞いてくれないと思っているの？？」
「思っていない！！」
「なんのお話をするの？？」
「嬉しいはなし！！」
バンビちゃんの様子からして、
悩みいじめ等はなさそうです。
しかし、
本来はこのチャイルドラインは
いじめだったり、虐待だったりと悩んでいるお子さんがかけるべき相談場所のはずです。
確かに名刺には、
嬉しいとき、なんとなく誰かと話したいとき、かけてみてください。
とかかれていますが、
バンビちゃんが電話をかけることによって本当に助けが必要なお友だちの電話がつながらない！！
などはあってはいけないことだと思いましたが、
今の時代、
親に相談しにくいことをお友だちに話すと、
ラインや学校裏サイト等でバラされたりと、
友人関係が良くも悪くも昔とはちがい複雑化しています。
成長とともに、親以外の相談者が必要になることもあるでしょう。
知っている人以外の第三者に相談したいときもあると思います。
将来的なことも考えて、
親・友人等には相談できないときに、
「そうだ、チャイルドラインがあった！！」
と思ってくれたらよいと思い、電話をすることを許しました。
バンビちゃんには、
こういうところに電話することは
すごくパーソナルなこと。
だからお電話をするときはこっそり自分のお部屋でしなさい。
電話をかける前には何を話すかちゃんと決めてからかけないといけないよ。
といい電話を渡しました。
そして、
電話がつながったのか、バンビちゃんのお部屋から楽しそうに話す声が聞こえてきました。
話している内容は聞こえませんでしたが、
だいたい１５分位話で自分の部屋から出てきました。
バンビちゃんに、
「嬉しいことお話しできた？？」
と聞くと、
話した内容を楽しそうに自分から全部話してくれました(;´∀｀)
そして、
「またお電話したい(^^♪」
と言うていました。
この経験が困ったとき、バンビちゃん助けになればと思います。
