ある日、見慣れない保冷バックが、リビングに転がっていました。
そして、キッチンには、なぞの2段お重が・・・。
「なにこれ?」
と主人に聞くと、
「お母さんが、駅まで手作り弁当を届けてくた。」
わたしが、ドン引き!!という顔をすると、
「『お嫁さんに、気持ち悪いと言われるなぁ』と言ってたで。」
ではでは、遠慮なく、
気持ちわるぅ~
お弁当配達は、結婚してから、時々あります(;´∀`)
薄毛ぎみ、太りぎみ息子の身体を思っての手作り弁当。
ハゲたらいいねん
太ったらいいねん
バレンタインデーのときは、チョコレートを駅まで届けに来たこともありました。
わざわざ、車で3駅分の移動距離。
バンビちゃんを出産した前後は、主人の実家で夫婦でお世話になっていました。
当時、わたしは、主人のお弁当を作っていたので、朝、お弁当の用意をしていると、
姑が、ソソーっと起きてきて、わたしが、作っているお弁当に追加でおかずをインしていました。
当時は、何も思いませんでしたが、今思えば、かわいい息子のお弁当が、貧弱なことを、不憫に思ったら、いてもたってもいられなくなり、
気が付いたらハシを握って、おかずを足していたんだと思います。
その行為は、
嫁が嫁なら、大ゲンカです(;´∀`)
翌日、主人の母と会う予定があったので、主人から、今回のお弁当に使われた、保冷バックを、
「会ったときに、返しといて。」
とシレーっと言われました。
相手は、こっそり、お弁当を作ってきているのに、
何て言って返すねん(;´∀`)
あえて深くは、考えず、特に、多くを語らず。
「ありがとうございます。」
と、保冷バックを、お返ししました。
お相撲を観に行ったときに、食べたお弁当の容器と思われる重箱は、
「捨てといて。」
と言われたそうですが、捨てるに、捨てられず、キッチンで、幅を利かせています。