たこ焼きボーイと同じクラスのA君。
A君は、教室を脱走しようとしたり、お友達にキツイ口調で感情が爆発してしまったり、手が出てしまったりしますが、普段は、明るく、優しい、お笑い好きのおもしろい男の子です。
お母さまは、すごくおとなしいし方で、人とコミュニケーションをとる事が、すごく苦手という印象の方のです。
卒園式もまじかにせまり、卒園式の練習もあるので、今までみたいに、お友達と遊ぶ時間がないことが、すごくストレスなようで、登園前やおわりの会のあとなど、かなり荒れている印象をうけていました。
この数日間は、たこ焼きボーイを名指しで「あそぼー!!」と誘っていてくれていましたが、
お母さま:「今日は工事の人が来るの。ごめんね。」
とお母さまから、お断りがありました。
その言葉を聞いたとたん、A君は泣いて、手がつけられなくなったので、
わたし:「お家まで一緒に帰ろう!!」
と誘いましたが、公園で遊びたいの一点張りでした、先生も間に入り、
先生:「5分でも、3分でも無理ですか?」
お母さま:「無理なんです。」
わたし、先生、お母さまでなんとかなだめて、その日は終えました。
帰宅後ふと、私がその子に優しくかかわることが、たこ焼きボーイには負担なのでは?と思い始めてきました。
今は、関係も改善されましたが、たこ焼きボーイは年長になって、A君と同じクラスになったとき、すごく不安定になっていました。
年中のときに、A君からぶつかってきたのに、
「たこ焼きボーイのせい!!」
とかなりつめよられたそうです。そのことがあったので、おわりの会の時に席に座らず、歩き回るA君のことがこわかったようです。
わたしが優しくかかわると、自分も優しくかかわらなければと、無理をして付き合うのではと心配になりました。
今日も同じようなことがありました。
A君「あそぼー!!」
たこ焼きボーイ:「今日は遊べないねん。」
たこ焼きボーイはA君が泣いて、暴れだすと、
「やっぱり遊べる!!」
と言いました。
わたしは、A君が泣いて暴れ出したから、自分の意見をかえたことが、たこ焼きボーイにとってよくないと思ったので。
わたし:「一度遊べないと言ったのだから、相手が泣いたという理由で、約束をかえるのはやめなさい。」
と言いいました。
泣いて暴れるA君をなんだかんだで、放っておくわけにはいかないので、
「ごめんね、今日は遊べないの。今後の予定もわからないから、今は次に遊ぶ時のお約束もできないの。」
曖昧な表現ではなく、具体的に説明しました。
わたしの対応が正しかったのか気になり、幼稚園に電話すると、あっけらかんと、
「あの対応で大丈夫ですよー!!お気遣いありがとうございまーす!!」
と言われたので、先生との温度差を感じましたゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ